火ノ丸相撲 12 (ジャンプコミックス)

【部長の本気】
 火ノ丸や国崎に比べるとメンタル面で心配だった大関部長。
 しかし、10巻で強豪校に宣戦布告をし、その後もトレーニングを続けたうえで、
 団体戦に登場です。
 「何もない所でも頑張る」という、元々の芯の強さに加え、
 勝負強さも遺憾無く発揮し、ダチ高の勝利に貢献します。

【一味違う打突】
 ユーマさんの突き押しは強力ですが、更に体格と筋力を持つ国宝の仲間と対戦します。
 突き押しに鍛えられている分、普段の相手よりも崩れ辛い。

 しかし、ユーマさんの打撃は空手の打撃。
 通常の相撲の突き押し対策では対応出来ない技を繰り出します。
 ユーマさんの強さが伝わる一方、格闘技の奥深さも感じさせられました。

【国宝食いの誕生】
 火ノ丸や沙田と同格の国宝級で現役大関(←部長の事ではない)の弟・日景。
 それと対戦するのが、我らがレスリング王・国崎です。
 日景の、久世を超える長いリーチから繰り出される突き押しは強力無比。
 さしもの国崎も、大苦戦を強いられます。
 
 そこで活きるのが、国崎のコピー能力。
 相手の技を見ただけで真似ることができる格闘センスで、打撃を捌きます。
 さらには、これまた相撲とは違う投げ技。
 言われてみると、廻しや道着を用いない投げは、レスリングらしく、
 相撲取りとしては対策しづらいものかもしれませんね。
 これまた格闘技の奥深さかと思います。
 
 さらに成長した国崎による勝ち名乗りは、格好いいものでした。
 (今更血筋要素はいらないように思えましたが・・・)
スポンサーサイト

ブラッククローバー 9 (ジャンプコミックス)感想

【一歩先を行くライバル】
 3巻で新しい力を手に入れたユノが、更にパワーアップして登場します。
 どうやらシルフも成長するようで、ユノ本人も出したい時に出せるようになりました。
 攻めてきた敵国の連中も一蹴するなど、実戦でも大活躍。
 敵のババア・キャサリンを倒した時よりもキレが増しているという感じです。

 『火ノ丸相撲』もそうですが、やはり同格以上で同じ目標を持つライバルがいると盛り上がりますね。
  越えるべき壁、という点ではヤミさんも強くなってますし、当面安心は出来なさそうです。

【アスタ流テロとの戦い】
 アスタの場合、元々自分が迫害される側だったのもあるのでしょうが、
 リヒトの言葉やヴェットの態度から、白夜の魔眼のことも単なる悪党とは見ていないようです。
 ただし積極的に救済しようとしているわけではなく、「理解しようとしている」くらいです。
 憎悪のファナとの絡みで考えが変わるかもしれませんが、現状では妥当な所かと思います。
 
 リアルでも、テロリストをショッカーか何かだと思って強引に潰そうとし、
 結果上手くいかないというのはよくあるので、理解しようとするのは大切なことです。

【微笑むノエル】
 これまではツンツンした表情が多かったノエルも、友人やチームメイトの前では笑顔を見せてくれます。
 まあ基本がツンデレなので今後もツンツンするでしょうが、少しずつでも笑ってくれればいいと思います。

 アスタの前で笑顔を見せるのは当分先になりそうですが。
 しかし、あんまりツンツンしていると、ミモザやサリーに先を越されそうな気も・・・

【ウィリアムの動向】
 今の所はクローバー王国や魔法帝に忠誠を誓ってますし、魔法帝に助けられたエピソードもあります。
 ただ、時々遅刻して現れたり、ヤミさんの勘も気になるところ。
 
 何か隠しているにしても、ストレートに質問されてボロを出す人間ではありますまい。

【表紙】
 今回は、いつもよりも大人し目でほんわかした雰囲気です。
 一方でユノのパワーアップや、アスタの受難等、物語上重要な要素も含まれています。

ブラッククローバー 8 (ジャンプコミックス)

【ヒロインの新必殺】
 火力(水力?)はあるもののコントロールが下手だったノエル。
 しかし、兄弟の中では一番努力していました。
 そんな状況でカホノの助言や、仲間のピンチもあって、新しい必殺技を編み出します。
 仲間への想いでパワーアップと、王道で熱い展開です。

 絵的にも、水龍で格好良かったと思います。
 アニメで出るかは分かりませんが、ノエルの水技も格好良く描いてほしいものです。

 一方、アスタは必殺技の点で見ると、ユノ・ノエル・チャーミー先輩に負けているので、
 (更に本誌では新しい壁にぶつかっているので)今後の努力も楽しみです。

【ヴェットの実力】
 前巻で乱入してきた白夜の魔眼のヴェットは、今回本格的に猛威を振るいます。
 単純な身体能力の高さに加え、「獣魔法」で強烈な打撃斬撃を繰り出します。
 回復能力もあり、シンプルなだけに小細工が効かない強敵です。

 しかも、戦闘力だけが能ではなく、アスタの能力の弱点も研究していました。

 ただ、アスタやユノが魔法帝を目指すには、ヴェットクラスの敵を余裕で
 倒せないといけないわけで、まだまだ先は長いと考えさせられます。

【絶望への勝利】
 やたら絶望しろと連呼していたヴェット。
 実際、一般市民やフッハ(セッケ)は絶望させていました。
 しかし、他の方もおっしゃっていますが、
 どれほど追い詰めても諦めなかったのはアスタ達です。
 ヴェットの強さに武力で勝ち、更に絶望にも諦めない精神で打ち勝ちます。

 アスタの「誰か一人でもオマエを前に諦めてたか!?」というセリフはグッと来ました。

【意外と可愛かったグレイ】
 マツコ・デラックスが本体かと思ってましたが、
 意外と可愛い本体が明かされます。
 恥ずかしがり屋で、見られるのがイヤだからいつも変身しているとのこと。
 (その割には、お洒落していますけども。)

 あとは、あのマツコデラックス風の姿もどこかに本物がいるということでしょうか。

【バネッサさんの期待】
 隊長のヤミさんを除くと、黒の暴牛最年長のバネッサさん。
 (グレイも同い年ですが、精神年齢込みではヤミさんに次ぐ年長でしょう)
 酔っ払っていて頼りにならない時もありましたが、
 シラフでは冷静で素早く戦法を考えられるようです。
 まあ、ノエルの買い物でアイテムに関するアドバイスをしたり、
 お姉さん役としては機能してましたが。
 フィンラルに指示を出したり、敵に感知されないように糸魔法を張ったり、
 アスタの考えを上手く読み取ったり、現場指揮官として活躍します。

 バネッサさんのカラー絵では、扉絵のが好きでしたが、
 コミックではカラーで見られないのが残念です。

【アスタの剣技】
 今のところ必殺技は編み出していませんが、この巻では格好良い剣術が多く見られます。
 色々ありますが、個人的に一番格好良いと思うのは、
 ページ68(68話)でノエルを庇ってヴェットの技を斬りはらうシーンです。

【表紙】
 前回は、ノベルとの絡みで全員同じ縮尺でしたが、今回はキャラごとに別々ですね。
 荒々しいアスタ達と、先輩の余裕を見せるバネッサさんとの対比もいい感じで。
 せっかくなので、ヴェットはもう少し強調しても良かったのではないかと思いましたが、
 暴牛メンバーとのバランスが難しかった感じでしょうか。

 あとは、ページ70(70話)の扉絵で王貴界を見上げるアスタも男らしい後ろ姿かと思います。

【売上等】
 オリコンでは、10月17日付は、6日間で98,616部。
 10月24日付は30,499部(一日当たり約4,000部)なので、
 最初の7日間で100,000部は超えたと考えられます。

 しかし、最近困っている事もあり、8巻目にもなると、「すぐ追いつけるよ」と言う
 布教はしづらくなりました。まあ、巻を追うごとにアスタの格好良さやノエルの可愛さも
 上がっているので、そっちで布教すればいいわけですが。
 あと、本棚の段の専有率もバカにならなくなってきたので、本棚も整理しないといけませんね。

イスラームとの講和 文明の共存をめざして (集英社新書)

【序章・欧州の白愛主義】
 ムスリムが感じる欧州での疎外感と、
 その原因である「自由・平等・博愛」の理想と現実のかい離が紹介されます。
 欧州側、特にフランスは革命の流れでそれを守ろうとしますが、
 あくまで白人の中での平等であって、ムスリムは同化が前提。
 しかし、同化を強要されればされるほど、信仰を強めるという悪循環です。

 「テロ」という言葉についても、なかなか興味深い話かと思います。
 個人的には、政治目的なんだから平等に「テロ」とよ呼べばいいんじゃないかと
 思いましたが。

 「対話ではなく講和」もやはり一理ある考え方だと思います。
 明治の日本のように自分から欧米の文化・文明を学ぼうとしたのではないの
 ですから、きちんと妥協点を見つけて講和をしなければならないと。

【第一章・なぜ人は難民になるのか】
 わざわざ遠い国まで逃げるのはそれなりの理由がありますが、
 シリアについていえば「自国の政府に殺される」というのが大きいようです。
 過去の歴史として、シリアを初めイスラム諸国が難民を多く受け入れていたとは
 知りませんでした。イスラムというと過激派が強調されがちですが、
 この辺のことも理解しておかなければいけないと思います。

 「客」の考え方にも、西洋人とは違った価値観というか、信念を感じます。
 タリバンがブッシュのアメリカに睨まれても、なぜアルカイダを売らなかったか。
 また、日本人には理解しづらいのですが、イスラムの商業観もあります。
 カッパドキアのエピソードは、それが解り易いかと。
 
 そして、一章の最後では、「難民とIS」の関係が紹介されます。

【第二章・新帝国乱立と民主主義の限界】
 この章の前半は、新帝国・新覇権国家の紹介。こちらは他の書籍やNHKスペシャル
 でも散々紹介されているので、特筆することはないかと。

 重要なのは、後半の宗教・民族と民主主義の関係。
 シリアの歴史と併せて、シリアに民主主義を導入したらどうなるかという事が
 解説されます。移民国家の米国や、何百年も決まった土地に住んでいた欧州、日本とは、
 状況がまるで違うと理解するべきですね。 まあ、それも白人の皆さんが勝手に国境線を
 引いたから、自分たちも制御できなくなっているんですけれども。
 というかイラクで失敗しているのに民主主義をゴリ押しする識者がいるのが何とも・・・

【第三章・イスラム世界の中心は?】
 最初の方は「西欧の価値観=絶対悪」のような論調。歪が出てるのは事実ですが・・・
 ただ、システム上の問題なのか、政治家・テロリスト個人の問題なのかというのを
 見極めるべし、とい指摘は大切なことだと思いました。
 
 誰がスンナ派の主体になるかという点については、
 「エルドアンのトルコ」とのことです。(この本が書かれた後にクーデターも起きていますが)
 地理的にも、政治的にも、また学問などの交流等でも他のアラブ諸国よりは、
 欧米諸国ともバランスがとり易そうです。

 後半の難民受け入れの話は、内容は理解出来ますが、空間的・経済的には難しいのでは
 ないかと思いました。話し合って妥協点を見つけるべき内容とは思います。

【第四章・日本の役割】
 日本の役割と言っても、本に書かれていることは基本的に安倍政権への文句です。
 確かに正論ではありますし、国民側も安倍さんの言動で気を付けて見なければいけない
 事柄ではありますが。
 法学や地政学については、きちんと勉強しないといけませんね。

 しかし、折角イスラム側の意見をという対談の場なので、
 「イスラムとして、日本には是非ともコレをやってほしい」というのが
 あればとも思いました。

 イスラエルは、こういう人達の本では絶対悪ですね。
 ただ、イスラムと講和するのであれば、ユダヤとも講和しないといけないとも思います。

プロフィール

DayBreak

Author:DayBreak
暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード