シルバー仮面・第19~22回

【第19回・逆転 シルバー旋風斬り】
 巨大化前のシルバー仮面は、「宇宙開発の負の側面」を見せてくれましたが、
 『ジャイアント編』開始以降では久々にそれが見られる回です。
 春日博士のライバル・鳥島博士が、春日博士の発見した星を探索し、
 初着陸の栄誉を横取りします。
 一方、恋敵でもあって、春日兄弟の母親の面影を残すひとみに対して、
 尋常ならざる目線を向ける老人と、それをあからさまにではないにせよ、
 嫌がるひとみはなかなかリアルな演技でした。
 ただ、名誉を横取りした鳥島博士一行もギラスモンに殺され、
 後味の悪いシナリオに仕上がっています。
 『ウルトラセブン』で恐竜戦車回を執筆された上原正三先生も、
 こういうドロドロした話が描けるということでも以外でした。

 バトルでは、敵の触手攻撃を鎖鎌で絡め取りながら間合いを詰める所が格好良かったです。
 フィクションで鎖鎌を正しく使うのは珍しいケースではないでしょうか?

【第20回・必殺!! シルバーミサイル】
 これは普通の怪獣モノです。
 エネルギーを吸い取る設定もバルンガほどの絶望感も無くで、
 あまり特筆する事は無いと思います。

【第21回・シルバー アローがえし】
 こちらも宇宙開発とは関係ないのですが、
 アンドロイドや改造人間の悲哀が描かれる回です。
 ガイン星人に作られたため、ガイン星人には逆らえないようで、
 光二にターゲット以上の感情を持ってしまった辛さがよく表れていました。
 母親のことを聞かれた時も、少し辛そうでしたしね。
 脚本は、上原正三先生ですが、この辺の悲壮感描写は
 後の名作『仮面ライダーBlack』にも活かされているのでしょうか。

【第22回・弾丸!! ミサイルキック】
 改造人間の悲哀の次は、西洋人形のホラーです。
 人形を使ってレーダー索敵を妨害する等、ホラー要素以外の戦略性も
 見所だったと思います。
 一方で、リカが誕生日に光二が来ないことを残念がりつつがまんしたり、
 戦いの厳しさを描きつつ、最終回にも繋がる描写があります。

 新必殺技の「ミサイルキック」は、ミサイルを蹴ってぶつけると言う
 当時としては斬新な発想ではないでしょうか。

【怪人怪獣デザイン】
・ギラスモン
 『ウルトラマンタロウ』のバサラあたりの前身といったところでしょうか。
 解りやすく植物怪獣といった感じです。
 最近の特撮では触手はCGが多いですが、こちらは操演で頑張っていました。
・インバス星人
 何でも吸い付けてしまうという設定どおり、スクラップが集まったような
 デザインをしています。左右非対称ですし今で言うアンデット属性でしょうか。
・ガイン星人
 設定画では、甲殻類が人類に進化したような奇抜なデザインなのですが、
 例によって造形が残念で地味な怪人にしか見えません。
 的から矢を放つのも、シュールで面白いです。
・ゾール星人
 これは池谷先生の奇抜さがモロに出た宇宙人です。
 モチーフ不明ですw


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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画

ジュラシックワールド 感想

【インドミナス・レックスの恐怖】
 これは天然の恐竜ではなく、遺伝子操作で生まれたほとんど怪獣のような奴です。
 体格をそろえれば、ゴジラと殴り合い出来るんじゃないでしょうか。
 初代のラプトルと、ティラノサウルスの恐さが見事に合わさっており、
 いなくなったと見せかけて人間を騙す等、爬虫類とは思えない知能を持っています。
 その後も、擬態等他の生物の遺伝子をフルに活用し、人間を翻弄します。

 他の恐竜をゲームのように殺していくのも、やはり恐怖。
 アンキロサウルス殺傷を皮切りに、捕食と言うわけでもなく進撃。
 やられたアパートサウルスも相当痛々しかったです。

【ヴェロキラプトルとの絆】
 元が獰猛で狡猾なので、メインキャラ・オーウェンも手懐けるのは一苦労だった
 みたいです。新人職員がウッカリとラプトルの落ちてしまったときも、
 緊迫感が出ていました。
 
 一時期インドミナスの手下になりましたが、
 最終的にはオーウェンの下に戻り、インドミナスとの戦いに協力してくれます。
 4匹中1匹しか生き残れませんでしたが、初代ティラノと一緒に帰っていくシーンも
 印象的でした。

【初代ティラノサウルス】
 インドミナスとの対決は、まさに王者対決と言ったところでしょうか。
 ラプトルの援護もありましたので、サシで戦ったらインドミナスが勝ちそうなところですが、
 それでも遺伝子工学の結晶に挑むのはそれでも格好良かったです。
 ラプトルと合わせて森に帰るときも、ただ暴れまわるだけではない、
 王者の風格を感じました。

 一方、初代の封印を解く時のクレアも、鬼気迫る感じでよかったです。

【恐怖演出】
 警備員等がボールのように吹き飛ばされて直接死ぬシーンも恐いんですが、
 警備員の心音を示す表示が、ピーと赤く止まっていくのが更に恐さを際立たせていました。

 インドミナスがジャイロボールを徐々に壊していくシーンも、やはり凄かったです。
 ジャイロボールが粉々になった後に、能天気なアピール映像が流れているのも、
 見ている側を不安にさせます。

【魚竜・モササウルス】
 シリーズ初の魚竜でしたか。
 ホオジロザメ(ジョーズネタ?)を丸呑みにするなど、序盤から活躍です。
 中盤では、ザラ・ヤングを翼竜ごとパクリと・・・
 しかし、終盤では、インドミナスを海中に引き摺りこんで食い殺すと、
 意外なほど大活躍です。さしものインドミナスも、水中戦では歯が立ちませんね。

【セルフオマージュ】
・ディロフォサウルス
  立体映像のみでの登場ですが、意外なところで役に立ってくれます。
  ていうか、無駄に大活躍ですw
  映像は初代を編集したものでしょうか?

・ミスターDNA
  まだマスコットやってたんですね。
  まあ、その方がジュラシックワールドの後身施設と分かりますかね。

・ティラノVSラプトル
  こちらも、セルフオマージュか、初代以上にチーム戦が強調されていました。
  初代ではただティラノに飛び掛っただけでしたが、今回は出来るだけ急所を
  狙っていく等、頑張っていたようです。

そういえば、インドミナスを作ったヘンリー・ウーは罪名なので、
スピルバーグ監督が元気なら続編もありえますかね。
  

テーマ : ジュラシックパークシリーズ
ジャンル : 映画

劇場版 仮面ライダードライブ 感想

【平成ライダーにおける警察とは何か-映画】
 流石にクウガのような警察官が何人も殉職するシーンはありませんが、
 やはり組織力を持って怪人達の暴力に挑む姿は魅力的です。
 手前のロイミュード、後ろからのパトカーで挟み撃ち状態、
 一瞬諦めかけた進ノ介ですが、警察の狙撃部隊はロイミュードに発砲。
 頼もしいものです。

 パトカーを借りて、決戦の場に向かうドライブを見て、
 『アギト』最終回で、最終決戦時のG3を思い出しました。
 ライダーで、パトカーのサイレンが頼もしく思えたのは、
 アギト以降でしょうか。

【ベタベタなのに熱いのは何故か】
 最初はイジワルで、警察の威信とかを気にする古葉参事官に対し、
 霧子が「警察の仕事をはなにか」という話題でカツを入れます。
 まあともかくベタベタナな展開でしたが、それと解っていても、
 胸が熱くなるシチュエーションです。
 古葉参事官の、警視庁全体にドライブ援護を命令するシーンも、
 柳沢慎吾氏の熱演で格好良かったです。

【仮面ライダーの正義を脅かすものは何か】
 今回の黒幕・「108」は、元々封印されていたのですが、
 泊エイジを利用して未来の自分と過去の自分を合体させようとします。
 そして、新たなるグローバルフリーズを引き起こそうとします。
 そこまでは普通の悪役ですが、この108は、進ノ介にベルトさんを
 破壊させようとする等、なかなかエグい作戦を実行。

 ただし、それも雷エネルギーの件を進ノ介に教えた事と、
 未来からドライブドライバー・トライドロンネクストを持ち込んだ事、
 何より進ノ介の精神力を甘く見たことで失敗。
 まさに正義と知恵の勝利です。

 雷のエネルギーで、といえば、タイプトライドロン会と合わせて、
 『バックトゥザフューチャー』のオマージュでしょうか。

【マッハとチェイスの活躍はストーリーをどう動かすのか】
 今回は、何かと進ノ介が変身できない場面が多い為、
 マッハとチェイスにも見せ場があります。

 まず、マッハは未来からのロイミュードを撃退。
 コチラはストレートにライダーらしく戦います。
 最終決戦も、時間稼ぎながらも頑張っていました。
 
 チェイサーの方は、ロイミュードと言うよりは
 アーム2本の解体機との戦いがメインです。
 おそらく、本物の解体機とCGを組み合わせたんじゃないかと思います。
 本物とCGの弱点を補い合う感じで、格好良かったです。
 
 また、チェイサーは変身能力を失った進ノ介に自分のベルトを貸与。
 こちらも「アイテムと一緒に思いも渡す」という、
 平成ライダーのアイテム商法を上手く使った熱いシチュですね。
 こちらも、「超デッドヒートドライブ」に繋がります。

【父と子の絆が呼び起こす力は何か】
 108によって歪められた親子再開ですが、最期に来て本領発揮です。
 敵が持ち込んだトライドロンネクストも、味方としてタイヤ交換。
 やはり、過去を変えるための想いは、きちんと届いたようです。
 ベルトさんも、敵の発言を元に復活させ、108との決戦に臨みます。

 アクションの方も、強烈なアッパーの後にライダーキックと、
 こちらも劇場版のラストに相応しい必殺技でした。

 ちなみに、母親の方は、まあ大方の予想通りだと思います。

テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画

【C89】よるのないくに【百合】

今回はコミケについて書きたいと思います。

まず、先日のC88についてです。
セインティア翔の百合で申し込んだので、周りも百合メインかと思っていたのですが、
何故か『Fate』の島で面食らいました・・・
それでも購入してくれた方はいらっしゃったので良いんですけど。
まあ、『セインティア翔』の二次創作自体少ないんで、運営も入れる場所に困ったのかもしれませんが、
やっぱり百合の島に行きたかったです。
Fateの同人誌を買いに来る人だと、百合属性低そうですし・・・
セインティアの百合については、地道に広げるしかないですかね。

本を買ってくれた人への絵葉書も作りましたが、セインティアよりもエヴァが人気でした。
daybreak-2015n2.jpg s-sho-7.jpg

次回C89については、ガストの『よるのないくに』
百合本で申し込みました。
yoru-1.jpg

公式サイトはコチラ
http://social.gust.co.jp/yorukuni/



こちらは公式で百合のようなので、頑張って描きたい所です。
クールそうな主人公・アーナスですが、たぶんヘタレ攻めなんじゃないかとか妄想しつつ・・・
カップリングは「アーリュ」とか「アーリュリュ」、「アナリュ」とか、そのうち決まりますかね。

カップリングとは違いますが、平成ライダーばりに「フォームチェンジ」するようで、
ゲーム性も楽しみなところです。
(投稿用の漫画でどこまでプレイできるか解りませんが。)

テーマ : ゲーム
ジャンル : ゲーム

Ultra Battle Satellite 2

【無駄の無くなったバトルシーン】
 前巻ではやたらと長いバトル中の台詞が目に付きましたが、
 今回はそういう無駄が無くなって、バトルがスムーズに展開します。
 若干動きが分かり辛いコマもありましたが、全体的には迫力があって、
 痛そうな所はきちんと痛そうなので、おいおい改善されていくと思います。
 元々、漫画のバトルは上手いようなので、
 今作は残念でしたが、次回作は安心して見られそうです。

【白熱のムエタイ戦】
 さて、バトルの中身ですが、今回はムエタイの達人・ポーと、
 フィギュアスケートから転向してきた川越との戦いが描かれます。
 ムエタイ戦は、圧倒的な火力と、鉄壁の防御力を併せ持つ、
 足技の対策が肝です。
 主人公・祭屋も、防御しているときでも痛そうでした。
 ただし、今回の祭屋は、卑怯な手段は使わず、
 フェイントとムエタイ選手の弱点を付くカウンターで
 勝利を収めます。読んでない人は、一読の価値アリです。

【滑らかなももっちVSフィギュア】
 こちらは、激しい打撃の応酬だった祭屋とポー戦とは逆に、
 相手の動きをうまく捌いていく対決です。
 川越は細身ですが、軽やかな動きで打撃を最小限に抑えます。
 こちらは、打撃が効かない相手に、投げ技・関節技なので、
 順当なところでしょうか。
 
 「タッグマッチ」というには個人戦でしたが、
 個別では十分面白いと思いました。

【小ネタ】
 武田さんのTシャツの略は「KOF」ですが、
 これはやはりSNKの『THE KING OF FIGHTERS』のネタでしょうか?w

打切りは残念でしたが、絵もバトル描写も上手いので、
次回作には期待できる漫画だと思いました。


テーマ : 週刊少年ジャンプ全般
ジャンル : アニメ・コミック

ブラッククローバー第2巻

【連係プレイは少年漫画の華】
 今回のバトルの魅力は、主人公・アスタと彼が所属する「黒の暴牛」メンバーとの
 連係プレイだと思います。新しさはありませんが、手堅く熱いと言ったところでしょうか。
 まず、前巻から引き続いていた、氷魔法のヒース戦では、
 ヤンキーっぽい先輩・マグナとの連携。
 少し前にやった「洗礼(後輩いじめ?)」を基に、土壇場で連携技を編み出します。
 マグナも最後の力でしたが、協力することで無駄なく敵を倒す事が出来ました。
 一方、ヒロイン・ノエルは、防御では一応魔力の制御に成功し、
 マグナを助けました。

 魔宮に入ってからの、煙のオッサン・ロータス戦では、
 飄々とした性格の雷使い・ラックとの連携。
 魔力を感知する敵に対し、魔力の無いアスタを軸に攻めるという、
 オーソドックスながらバランスの取れた協力技で勝利を収めます。

 1巻では顔見世だけだった先輩も、任務で共闘しながら掘り下げていく感じですかね。
 そして、絆や信頼関係も、徐々に出来つつあります。

【アスタの身体能力】
 魔法を使う相手に体力で挑む脳筋主人公・アスタですが、
 今回は魔法を使って逃げる相手に、走って追いつくなど、
 魔剣だけが能じゃないところも見せてくれます。
 敵の魔法も、ライフで受けて立ち上がりますし、
 鍛えている量で火ノ丸と張り合えそうです。(と言うか火ノ丸との腕相撲対決が見たい)

【ヒロイン達】
 1巻でもツンデレキャラだったノエルですが、
 今回もフラグが少しずつ立っている感じがします。
 しかしまあ、鳥にまでツンデレかましているのには笑えましたw

 更に、今回はライバル・ユノの同期「ミモザ・ヴァーミリオン」も参戦。
 (絶対ブレイブルーネタですね、コレ。)
 得意魔法も上手く描かれていましたし、服装も貴族っぽいです。
 ただ、第二ヒロインとしての本格的な活動は、次巻持ち越しになりそうですね。

【敵の能力】
 能力の設定は次巻で説明されますが、それぞれに得意属性があるのは、
 2巻まででも解ると思います。
 敵の能力は「氷」「煙」「鉱物」なので、特に新しくはないですが、
 煙であれば小出しにして相手にばれないように撒く、
 鉱物であれば石の分身を作る、石柱で不意打ち等、
 特徴はきちんと描れています。

プロフィール

DayBreak

Author:DayBreak
暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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