戦後経済史は嘘ばかり (PHP新書)



【GHQの成果は…】
 GHQが、歴史の授業のイメージ程仕事をしなかったのは
 よく言われますが、この辺がデータで語られます。
 むしろ、無能な働き者だった感じにも思えました。
(そもそも国のシステムを変えるのはあくまで内戦とも言われますが)
 高度経済成長前も、先人の不断の努力かあったのでしょうが、
 役人側の工夫とあえて何もしなかった部分が分かりやすかったです。

【インフレの種類】
 金の過多によるインフレと、
 供給不足のインフレを分けて考えるべきという話です。
 当然、どちらもそれぞれに対策があるので、
 間違えると余計に経済を混乱させてしまう例が、
 具体的に説明されます。
 政府と日銀にも、これらの過去に学んで欲しいところです。

【ミクロ経済とマクロ経済】
 戦後のマクロ経済学が発達する前から、レーガノミクス等を踏まえて、
 マクロ経済で意味のあることと、ミクロ経済でしか意味の無いことが
 解説されています。
 確かに、個人で予算をケチれば節約になりますが、
 国が歳出をケチって経済が停滞するでしょうらね。

【日本のタテ割り社会】
 日銀が独立した経緯が解説されますが、
 こんなんでいいのかと言う気分になります。
 しかし、それが今日までの経済問題の遠因でもあります。
 戦前も、国会や内閣の他に、枢密院や元老院があって、
 統一的な政策がやりづらかったとも言われますが、
 そういう所がまだあるというか、更に作ってしまったというか。
 
 また、公定歩合の「勝ち負け」等、変な慣習で、
 マトモな経済政策が出来ないことの片鱗も感じました。
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ロックマン クラシックス コレクション

あまり追加要素がないのもあるのでしょうが、お手ごろ価格で楽しめるのがポイントです。
ファミコンでは、初代と3をやった事がありますが、やはり面白いです。
そして、相変わらず難しいw

そして難しいと言えば、「エアーマンが倒せない」で有名な『ロックマン2』。
歌詞にあるヒートマンステージは、消える足場にたどり着くまでに何度もコンテニューしてしまいました。
それでも何とかヒートマンは倒したので、明日以降はウッドマンに挑もうと思います。

PS版のようなナビモードは無いみたいですが、今はググれですかね。
ただし、PS版からの「連射」は本作でも可能なので、固い敵にはそれなりに有効です。(特に1~3)

気になったところとしては、「Aボタン」で決定が出来ない。これはやや不便さを感じました。
3DSの構造上、FC、SFC、PSに比べてスタートボタンがスタートボタンが押しづらいですし・・・
まあ、気になった所はその程度なので、お手ごろ価格でしっかり楽しめる作品だと思います。


シノギゴロシ~闇稼業仕置人~ 1 (チャンピオンREDコミックス)

【最近のシノギ事情】
 元々ケツ持ちはヤクザ屋さんの収入源ですが、
 もちろん違法なので時代に合わせて方法も進化させています。
 そこで最近はどういう店が狙われているのかが描かれます。

 内容は、雑学とストーリーを絡めるのがメインで、
 「悪人をどうやっつけるか」は薄味な気もします。
 話の展開は、カタギの女子高生・アスカが
 巻き込まれる・巻き込まれた友人を助けようとする流れなので、
 普通の人の目線で見る事が出来ると思います。

【ヒーロー・矢野】
 こちらは解りやすいハードボイルドヒーローと言う感じです。
 雑学がメインという漫画なので、彼も基本的には
 生活観などはなくて、現場で敵を倒すだけです。

 彼の過去等は、本誌で少し触れられそうになってきました。

【ヤクザになってしまった人々】
 深く考えずにヤクザになってしまった連中も登場。
 そこを踏まえて、何故一度ヤクザになると社会復帰しづらいのか、
 もしやめるとすればどうすれば良いか等が描かれます。
 もっとも、やめる方法にこぎつけるのは、
 ハードボイルドヒーローでもいないと難しいんじゃないかとも
 感じましたが・・・

【作画など】
 全体的にキャラクターは格好良く描かれています。
 主人公の矢野は、登場シーンも色々あって良いですし、
 ぽっちゃり系(?)組長もドスを効かせて喋ってるところは、
 いかにも大物らしくなります。
 一方、危険ドラッグ使用前後の女子高生の描き分け等は、
 わりと生々しかったと思います。

 あと、あまりトーンを使っていない印象です。


テーマ : 感想
ジャンル : アニメ・コミック

人種差別から読み解く大東亜戦争

【第1章・戦争原因の考察】
 大東亜戦争勃発の原因を色々な視点から見ています。
 実際にはどれがと言うよりは各々が絡み合っているのでしょうが。

 ただ、一般的な説に加えて、「人種差別」という原因が存在し、
 それに対する昭和天皇のコメント等も載せられています。
 皇太子時代にはヨーロッパにもちょくちょく行っていましたし、
 全てではないにしろ、国民と白人の状況を踏まえてのコメントです。

【第2,3,5章・人種差別と植民地の歴史】
 白人の人種差別の歴史です。
 有色人種を徹底的に破壊し、文明化等と正当化する歴史で、
 生々しい物です。リンカーン大統領の差別発言は意外でした。
 彼としては、黒人に同情して奴隷解放をしたのではなく、
 黒人を資本主義に組み込む等、経済的な効果が狙いだったんでしょうか。
 モンテスキュー等、歴史の授業で習う民主思想や奴隷解放関係者の
 歴史が見られます。
 しかし、「大東亜戦争の大義」を語る本としては、
 白人側の歴史が長かったとも感じました。
 (主題は伝わってくるのでいいのですが。)

【第4章・奴隷貿易に立ち向かった男】
 キリスト教を広めると称して侵略を行うのが、近世の常套手段ですが、
 日本も例外ではなかったようです。
 天下統一後の秀吉と言えば、朝鮮出兵等良くないイメージがありましたが、
 一国の指導者としてマトモな事もしていたと分かります。
 ただ、結果ポルトガルがどのような反応をしたのかがわかりづらかったです。

【第6章・日系移民の屈辱】
 主にカリフォルニアでの人種差別問題です。
 実際に悪事を働いたならともかく、どうして妄想だけで他の人種を
 ここまで侮辱出来るのかと思ってしまいます。
 セオドア・ルーズベルトは、外向的な理由からですが、日本を擁護。
 しかし、デマがデマを呼んでいる状況では、大統領も州知事も無力。
 そして、過激な大衆意見が政治にも染み込むポピュリズムが育っていったようです。
 最終的には、排日移民法がアメリカ全土で施工。
 これが戦後まで続いたとは寒気がします。
 また、今の欧米でのアンチイスラムにも通じるので、その辺も興味深い流れでした。

【第7章・差別撤廃の遠い夜明け】
 国際連盟成立の過程で、日本が如何に人種差別撤廃の為奮闘したかが紹介されます。
 多数決を無視してまで日本側の妥協案を呑まない所に、白人主義の独善が現れています。
 当時の大隈重信のコメントや、読売新聞の社説もあり、日本人の落胆が垣間見えます。
 そして、世界は人種的闘争に向かうとの予想も出されますが、
 ナチスの台頭、大東亜戦争勃発、その他ユーゴや中東もそのような感じなので、
 当時から世界が抱える問題なのでしょう。

【第8章・大東亜の公憤】
 日本人が憶えた「怒り」「憤り」、これらが積み重なって開戦に向かう様子が、
 当時の知識人の日記等から伝わってきます。
 また、重光葵の、アジアでは民族自決が認められない事への怒りも、手記から感じ取れます。
 民族自決を称えたウィルソンが、人種平等条項を無理矢理否決した張本人ですしね。
 大東亜共同宣言等、戦争の大義や、他のアジア諸国のコメントも詳しいものです。
 
 付録の大東亜共同宣言と合わせて、今の日本人も知っておくべき事だったと思います。
 本の纏め方としては、あくまで歴史の授業で有耶無耶にされる視点を示し、
 最終的な判断は読者に任せるという形です。


火ノ丸相撲 8 (ジャンプコミックス) 感想




リアルでは、大関・琴奨菊が優勝して盛り上がりましたが、
こっちも負けず劣らずです!

【更に加熱の沙田戦】
 沙田とは一戦目だけでも十分熱い試合でしたが、更に熱くなるとは。
 開始前で1話使いましたが、お互いが背負っているものが総ざらいされて、
 凄い高揚感でした。
 開始前の火ノ丸はいつも通りでしたが、沙田は前回よりも穏やか。
 かえって強敵の雰囲気が出ていました。
 そして、試合が始まると、沙田も鬼気迫る表情で対決します。

【沙田の心境変化】
 一度負けて悔しい思いをした沙田ですが、この試合では、
 とにかく勝ちに来たと言う感じでした。
 ライバルを欲していた頃とは、明らかに取り組み方が違いました。
 「修羅の相」とか「自己絶対主義」とか言葉も凄いです。
 
 一方、今回の試合後には別の心境変化もあるので、
 そちらも来年以降が楽しみなところです。
 ただし、試合前から抱いていた新しい夢については、
 今後もぶれることはないと思います。

【ここに来ての“火ノ丸相撲”】
 相撲はデカくてナンボの世界で、火ノ丸もそこに苦しめられていました。
 しかし、練習中の技を本番で完成させ、
 さらに低身長を活かした相手の腕を避けながらの動きも体得します。
 ここに来て、「火ノ丸だけの相撲」を完成させたわけですね。

【国崎の才能】
 元々火ノ丸に次ぐという感じでしたが、更なる才能を開花。
 車輪眼も無いのに、沙田や荒木の技を完璧にコピーしてしまいます。
 他方、ユーマの技も応用するあたり、センスの高さが感じられます。

 インターハイ本戦や、来年以降も期待できる所で次巻に引継ぎです。
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暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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