エマー星人

sil-e18.jpg

毒々しい蜘蛛
魍魎閻魔大王
といったイメージを付加したような宇宙人、
エマー星人

赤と黒の配色といい、
その二色がまだらに絡まる様子といい
全身から地獄の雰囲気を醸す
傑作宇宙人ですね。
何となく蜘蛛っぽく、
なおかつ宇宙生物らしい。
デザインを担当された池谷先生も
お気に入りの宇宙人だとか。


そんなカッコいいエマー星人ですが、
物語の中では不遇な存在です。
まずパッと見で着ぐるみの造形がショボイ。
赤と黒のコントラストがいまいち出ていません。
一緒に出てきたヤマシロという怪獣は造形がリアルすぎて
見る側に強烈なインパクトとトラウマを与えたようですが、
その分エマー星人の存在感が薄れています。
そしてこのヤマシロ、宇宙飛行士が怪獣化したモノなんですが、
エマー星人は怪獣化させて何が嬉しかったのかは
作中語られていません。
生物兵器にするならもっと強い生物がいるでしょうに。
そして、シルバー仮面がシルバー還元光線で
ヤマシロを元の人間に戻すと現れるエマー星人ですが、
必殺のシルバーハンマーを受けてあっさりやられてしまいます。
(このシルバーハンマーですが、空中に釘を浮かべて、
 野球のような感じで打つという斬新な技ですが…
 スパロボ好きな人はバスターホームランの
 釘と金槌バージョンだと思ってください。)
人間を怪獣化する以外には特に超能力等も
持っていた様子はありませんし、
いろいろな面で空気な宇宙人でした。


第18話はストーリ的にも迷走という感じで、
30分の中に詰め込み過ぎて全部薄くなっています。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』がベースとのことですが、
蜘蛛っぽい宇宙人が登場した、
あとはヤマシロを捕まえるときに
シルバーキャッチャーというロープと使った、
といった具合に表面的な設定だけで
あんまり原作を再現できてません。
ヤマシロが怪獣化する前の息子もいましたが、
彼は盲目でフルートが上手いとか設定されていますが
どちらもあんまり活かされてるイメージがありません。
(フルート少年ならXライダーの
 パニックの回とかの方が面白かったかなという。)
SF的にも、地球外に宇宙基地がある時代に
リアルの60~70年代にやっていたような
実験をしていたりと矛盾が見られます。
『ウルトラマン』のジャミラの回あたりを意識したようですが、
還元光線で簡単に人間に戻ってしまったあたり
ご都合主義なイメージが抜けません。
迷走しがちはシルバー仮面後半を
象徴するような一話でした。
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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画

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暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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