仮面ライダー VOL.1

【第1話・怪奇蜘蛛男】
 序盤はヒーローというより、怪奇モノのイメージが強いです。
 戦闘員も覆面ではなく、不気味なメイクで、それがアップになるので怖いです。
 蜘蛛男も同様で、非人間的な顔に、人間のような髪の毛が生えているなど、
 奇怪なイメージです。
 蜘蛛の能力は、人間を一瞬で絡め取って拉致し、毒針で秒殺するなど、
 隠密行動には最適で、冷静に見ても恐ろしい事が分かります。
 秘密の地下アジトといい、地球儀に赤インクを垂らす演出といい、
 世界征服を企むテロリストと見せつけられます。
 本郷猛も、手枷を捻じ切ったり、天井を破ったりで能力を描きつつ、
 蛇口を壊した時に人間でなくなった哀しみを胸に戦う姿が描かれます。

【第2話・恐怖蝙蝠男】
 蝙蝠男、顔が素で怖いですね。能力も、細菌をばら撒くという、
 実用化されたら簡単に世界制服ができてしまう凄いものです。
 まあ、実験段階の感染者を、本郷猛にぶつけ、結果的に作戦が露見するとか
 大ポカをやらかしてますが。
 蝙蝠男の死亡シーンは、赤いインクをぶち撒けるという、
 低予算にもかかわらず、かなり過激な演出でした。

【第3話・怪人さそり男】
 かつての親友・早瀬が怪人化するという、シリアスなエピソードです。
 特に、本郷からの友情や信頼が強いと描かれた分、ショックも大きかったです。
 早瀬の方は本郷へ劣等感を持っていて、自分の意志でショッカーに入ったようです。
 さそり男も、細かいスキマから人喰い蠍を進入させ、溶解液で相手を殺害したりと、
 かなり怖い能力持ちです。
 この回の戦闘員は、さそり男と合わせて砂丘を転がりながら上がったり、
 地中に隠れる能力を持っています。
 単純な逆再生でしょうが、絵的な面白さも出ていました。

【第4話・人喰いサラセニアン】
 サラセニアとは随分マニアックなモチーフですが、戦闘員を捕食する描写もあり、
 やはり怖い相手です。人語を喋らないところもまた不気味でした。
 (その分首領の台詞が説明的になったのも否めませんが。)
 子役の棒読みは、まあ仕方ないですかね。
 それよりも、自分が孤独を知っているからこそ、
 他人にそんな思いはさせまいとする本郷の熱意は素晴らしかったと思います。
 この辺のDNAは、『仮面ライダーフォーゼ』等、平成ライダーにも受け継がれます。

【第5話・怪人かまきり男】
 今回は大規模な作戦で、原爆で地震を起こす、現実の嫌な思い出を呼び起こす作戦です。
 本郷の幼馴染で、地震学者でもあるちか子を利用しますが、
 幼馴染であると言う心理的な弱点を上手くついたと思います。
 ヒーローが、爆破ギリギリで爆弾を止めるのはお約束ですね。
 やられると、糸のようになって消滅する演出も、意図は解りませんが
 変わった感じになっていたと思います。

【第6話・死神カメレオン】
【第7話・死神カメレオン 決斗(けっとう)!万博跡】
 ショッカーの改造人間技術も、元はナチスだそうで、
 技術だけではなく、ナチスの資金にまで手を伸ばす作戦です。
 第三帝国の遺産をめぐって、日本人の夢の跡で
 (高度経済成長の恩恵に浮かれつつも、公害等で浮かれてもいられない時代)
 戦うとは、なんとも哀愁を感じます。
 しかし、一方で旧ナチスご自慢の鉄箱も、日本の技術がそれを超える描写もありました。
 安易な文明批判ではなく、それまでの進歩とそれからの進歩を見せてくれる回ですね。


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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画

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暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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