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デビリーマン 2巻



【役に立った設定】
 前巻では、設定上全財産を失うと悪魔に殺されてしまうが
 全財産を賭けるほどのバトルが無いと書きました。
 しかし、この巻収録のマドギワーが以前契約していた相手の回と、
 マドギワーと和の関係を描き切った最終回ではそれが活かされます。

【話の纏め方】
 連載だと、最後の一ヶ月くらいで風呂敷をたたんでいました。
 和の過去とか、気になる部分もありましたが、その説明をされるよりも、
 今回のようにマドギワーとの関係が優先されてよかったと思います。

【引き出し不足】
 「塩」程ではありませんが、どうしても引き出し不足を感じてしまいます。
 看護師の回は、読切として見れば非常に面白いのですが、
 連載漫画の一話としては、和もマドギワーも蚊帳の外過ぎます。
 また、カタルシスという点では、結局第1話を超えられなかったかなと。
 
 次回作までに、この辺はしっかり改善して欲しいところです。

【作画と売上】
 アマゾンの売れ筋ランキングや、2ちゃんねるの売上議論スレを見ますと、
 売れていない感じがします。
 やはり、作画の問題でしょうかね。
 まあ確かに、線は汚いし、所々デッサンやパースがおかしい。
 なのに無理矢理オネショタ風呂とかやるから…
 というか、何でデビリーマンに小畑先生を使わなかったんだ!?
 (大場つぐみ先生には一年くらい待ってもらって)

 全体的に見ると、漫画家は画力の問題からは逃げられないと改めて感じます。 
 (『カイジ』とかのレベルなら変わってきましょうが)
 逆に言えば、ここまで「絵さえ良ければ・・!」と思える作品も中々無いです。

<<ネタバレ注意>>

(読んでない人はとにもかくにも、まず読んでください!
 最終回だけでも、買って★5個付ける価値はあります)

【独創的な最終回】
 第1話も個性的で面白く、カタルシスがあったわけですが、
 最終回はしんみり、というか泣けます!
 マドギワー(と婦警のるり)との思い出作り(人工流れ星)の為に全財産を使い、
 マドギワーとの契約を終わらせます。
 人はいつか死ぬもので、いつどのように死ぬかが問題になります。
 そんな中で、和は、マドギワーに殺されると言う道を選びます。
 あまり友達もいなさそうで、ホームレスのおじさんたちもまた、
 和にとっての家族や友人にはなれなさそうで、マドギワーは唯一
 一緒にいたい相手だったのでしょうか。
 悪どい少年の最期と思うと、涙が出てきます。

 といっても、人間としての生を終えたあとは、悪魔として生きる訳ですが。
 ハッピーエンドともバッドエンドとも一概には言えず、
 色々な面で印象深い最終回でした。
 また、過程はどうあれ、最終的な着地点は決めていたんじゃないかとも思えます。
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Author:DayBreak
暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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