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女子学生はなぜ就活で騙されるのか 志望企業全滅まっしぐらの罠 (朝日新書)

【どういう人にオススメか】
 タイトルは『女子学生はなぜ就活で騙されるのか』ですが、
 男子学生が読んでも役に立つことは多いと思います。
 また、あくまでヒントですが、これから女性総合職を採用したり、
 女性総合職の後輩・部下を持つ可能性がある人にも役立つ本かと思います。

【第一章・世間の空気】
 やはり後ろ倒しと聞いてのんびりしてしまった学生が多かったのでしょうか。
 イマイチ経団連や行政の思惑通りに学生が動いていないと感じさせられます。
 一方、後ろ倒しを歓迎するコメントも掲載されていて、それを読むと、
 就活も勉学も真面目にやっている学生にはむしろ有利な側面も見られます。
 やはり、世間はどうあれ、大学3年になったあたりから、
 就職課主催の講座に参加する、対策本を読む等しておいた方が良さそうです。

 「絶対参加出来ないインターン」というのもありまして、
 自分は存じませんでしたが、読むとどういう意図で作られるのかが解ります。

【第二章・親の意見】
 やはり、成功談失敗談問わず、現状を見ずに自分の経験やイメージでしか
 語れない人はいるようです。しかし、親だと断りづらいのも事実。
 といっても、本当にモンペレベルでなければ、この本を読んでもらうだけでも、
 「今の一般職と総合職」等については大分イメージを変えてもらえるかと思います。

 地元企業への就職や公務員・教員になる難しさも、色々解ります。
 (自分は公務員は目指さなかったので、その辺知らなかったのもありますが)
 親に就職地域の件で言われた場合の選択肢は、5章に詳しいです。

【第三章・大学の本音と建前】
 「役に立たない資格取得まで推奨する大学はどうか」と思っていましたが、
 大学にも意図があったようで、その辺は恥ずかしかったです。
 ただ、『就活のバカヤロー』でも指摘されていた通り依存する学生も
 多いかと思うので、もう少し意図を透明化してもいいのではと思いました。
 資格といえば「自動車運転免許」でも、ちょっと意外な話が出てました。
 
 面接での、学部等の説明は、カタカナ語が入っている学部学科に限らず
 どういう学部学科でも留意しておくべき内容だと考えさせられました。

【第四章・就活産業の闇】
 セミナー関係では、「実績:○○人」等のカラクリや、
 具体的にどういうことをするのか、
 本当に必要か見極めるポイントは何か等が紹介されています。
 (個人的には行かなくて良かったと安堵したり)

 ナビサイトにお金を払うのは学生ではなく企業なので、
 学生不利もある程度は仕方の無いことかもしれません。
 一方で、ナビサイトと上手く付き合うヒントや
 サイトを経由せずに説明会に参加するヒント、
 ブラック企業か判断するヒントもあるので、
 実用的です。

【第五章・企業と学生の乖離】
 「専門職志向」以外の2項は女性に多いと考えられる問題です。
 (自分の同期には女性技術者の後輩が出来たので、他人事でもないですが)
 女性進出のデータに関しては、まだどこも集めている最中でしょうが、
 やはり制度や目標に現場の精神が追いついていないように感じます。
 しかし、こちらもヒントに出来そうな事はあるので参考にしていきたいです。

 「専門職志向が強すぎると」の項は概ね男女共通。
 採用でのミスマッチや理想と現実の差など学生のうちから意識しておいた方が
 良さそうな内容です。

【気になった所】
 全体的には役に立つ本で★5個です。しかし、気になる所は
 タイトルで言うほど女子学生・女性会社員メインでは無い事。
 5章以外は「女性に多い」というデータ等も無いです。
 中身では内定率や就活開始時期のデータが見づらかったと思いました。
 (データは文字だけではなくグラフが欲しかったです。)


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暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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