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世界から戦争がなくならない本当の理由

【第1章・戦後日本の実像】
 終戦から戦後処理の流れが解説されます。
 東京裁判の違法性等を論じた本はあり、この本でも論じられます。
 この本でのポイントは
 「日本人が主体的に戦後処理を行わなかったこと」です。
 言われてみれば、自主的に外国にした事があったかと言われると、
 出てきませんね。国の基本的なシステムについても同様。
 国全体でも、個別の戦闘でも「なぜ負けたのか」を論じない、
 という体質は、改善していくべきだと思います。

 ただ、個人的には「外圧でしか変われない国」ではなく、
 「外圧で表面だけ変えた」という方がしっくり来るようにも思いました。

【第2章・アメリカ帝国の興亡】
 超大国として第一次世界大戦以後世界をリードしてきたアメリカですが、
 ライバル・ソ連や、その後の中東問題において、強国の立場が揺らぎます。
 アメリカが、どのような動機で、ベトナム戦争~イラク戦争を戦い、
 どこで躓いたのかが解説されます。
 「敗戦国の方が歴史に学ぶ」と言いますが、どうやらアメリカは、
 敗戦から学んでも喉元過ぎれば熱さを忘れるようです。
 ヒラリーさんやトランプさんにも、歴史を学んで動いてほしいです。
 
【第3章・冷戦終結とその作用】
 キューバ危機という単語は、中学校の歴史教科書でも習いましたが、
 後から判明したことなどを踏まえて「どのくらいの危機だったのか」を
 知ることができます。
 また、冷戦終結後、労働力や経済がどのように影響したのか、
 あるいはこれから影響するのかも、分かりやすく解説されています。

【第4章・戦争報道のポピュリズム】
 「命中した映像しか公開されませんから」
 この言葉は印象的であり、今後世界の動きを見るうえでも重要でしょう。
 朝日新聞の件は、今で言う
 「ポピュリズム(合理性よりも、一般人多数のウケを狙う)」ですね。
 日露戦争の時は暴れる民衆を抑え込んでいたので、
 日中戦争以降は新聞社と政府合わせて、情けなく感じます。
 それらも踏まえて、「民衆に信じ込ませる」ことの危険性を感じます。

 アメリカのベトナムでの失敗例が紹介されますが、
 イラク戦争ではネットの普及で上手く経験が生かされなかったようですね。
 その辺は、ロシアの方が上手いと思います。(上手いのが素晴らしいかは別)

【第5章・新しい冷戦構造】
 第一次世界大戦から、冷戦の流れが紹介されます。
 「最後の授業」の美談に隠された歴史なども踏まえられています。
 マーシャルプランの有効性やアメリカ視点での利点は面白いです。
 NATOとワルシャワ条約機構の対比も、興味深い話ですが、
 結局のところ冷戦が終わるまでは、ソ連本人も含めて共産主義に
 振り回されていたんじゃないかとも思えました。

 一方、ヒトラーの政策については、自動車・道路産業等に力を入れていた
 ことについては触れられておらず、後の記述では絶対悪扱いなので、
 このポイントは意図してバイアスをかけているのではないかと思います。

【第六章・果てしない民族対立】
 旧約聖書の時代から対立しているユダヤとアラブ。
 元々仲が悪いのもありますが、最近では石油も絡んで複雑化しています。
 しかし、第一次世界大戦前など、バランスをとっている時期もあったので、
 やはりイギリスの三枚舌外交の罪は重いと考えられます。
 
 ざっくりとではありますが、ほかの地域のテロリストの行動などや
 イスラム世界における過激派とそれ以外の対比を踏まえ、
 今に至るパレスチナ問題が解説されます。

【第7章・アジアとアフリカの実像】
 日本では、知っているようで知らないアフリカ・アジア。
 主にアンゴラ、ソマリア、カンボジアについて解説されます。
 
 アフリカでは、西欧列強に散々引っ掻き回された後、
 さらに冷戦でも引っ掻き回される歴史です。
 「ソマリアの海賊」等も、出てきた時期や経緯を知ることができました。

 カンボジアは、例よってポル・ポトとCIA。
 歴史を学ばないポル・ポトはどうしようもないとして、
 彼を生み出してなお、ビンラディンを生み出したCIAにも、
 歴史を学んでほしいと思いました。


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Author:DayBreak
暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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