ブラッククローバー 暴牛の書 (JUMP j BOOKS) 感想

【全体的な流れ】
 ショーとエピソード集かと思っていましたが、意外と真面目なブラクロでした。
 『ドラクエ4』のように、直接関係のない時と場所のエピソードが、
 最後の章で一本に交わるという流れです。
 こういう流れは、本編ではやりづらいと思うので、外伝の長所が活きたと思います。

<以下ネタバレ注意>

【一章・新たな希望】
 原作だと1話と2話の間ですね。相変わらず筋トレに励んでいるアスタは、
 ダイヤモンド王国からの離反者・ファンゼル(ゼル)と出会います。
 ゼルから剣術の基礎を学び、師弟として親睦を深めます。
 
 そこに教え子のマリエラが登場。ゼルを裏切り、彼を捕まえようとします。
 極力殺さないように気を遣っていたようですが、全体的には体制寄り。
 ゼルも半ば覚悟を決めていたようですが、
 アスタに「生きていく理由や希望は自分で見つけるもの」と一喝され、
 自分なりにも新しい目標を見つけます。

【二章・想いの結晶】
 魔力をコントロールが出来ないノエルと、意思を持った魔道具のお話です。
 魔道具・ブルースは、『牙狼』のザルバみたいな感じでしょうか。
 コントロールを訓練して、最後には災害救助で活躍という流れになります。

 ブルースはザルバと違って、かなりの変態なため、序盤は割とギャグ乗りです。
 ノエルは、色々言いつつ仲間として、師匠として認めるようになります。
 しかし、そんな関係もつかの間、人命救助を頑張るノエルを補助するため、
 ブルースは自分の生命力を使ってしまいます。
 ノエルの最後の行動も良かったと思います。イラストが欲しかったですが。

【三章・社会の基盤】
 ヤミさんとマグナ先輩が、スパイ探しのために学校に訪れるという内容です。
 子どもの教育は社会の基盤なので、王国としても大切なのでしょう。
 
 人に教えるというのは大変な作業で、ヤミさんも自習にしようとしていましたが、
 その後スパルタ教育を始めたり、色々教えるようになります。
 スパイ探しというよりは、こっちがメインでした。
 大きい所では「努力して先天的ハンディを乗り越える」というのがあると思います。
 作品としても、この小説版でも重要なテーマかと思います。

【四章・使命と贖罪】
 全体のまとめということでゼルとマリエラ、あとゼルの婚約者ドミナが登場します。
 一章でのアスタの発言を受け、ゼルとマリエラは自分の生き方を見つめ直した様子。
 アスタは、基本的に彼らの新たな一歩をサポートするのが仕事でした。
 マリエラの贖罪は、喰えないところは相変わらずでしたが、
 その辺はノエル達との対比でしょう。

【今後の展開】
 今回は面白かったので、次回作にも期待できそうです。
 次は『夜明けの書』か『ダイヤの書』とかでしょうかね。

 あと、表紙の三人や、3章の面々も、本編に出てきてくれれば嬉しいです。

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暇な同人活動をしている大学生 シノタロスが、オリキャラや葉の話などをするブログです 

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