チグリス星人

『シルバー仮面』第一話に登場する
チグリス星人

tiguris.jpg


第一話にふさわしく、
作品の世界観や宇宙人のイメージを決定付ける宇宙人です。
豹のような模様と顔、
なのに体はどういうわけかイカというか、
とにかく水棲動物のような質感
アイアンに比べると地球の生物っぽいんですが、やはりミスマッチです。
とはいえその顔は豹のように鋭い目つきで実にカッコイイ。
宇宙人の正体を見破るゴーグルで見たときの
暗い中で光る目は迫力がありました。

一般に気持ち悪い怪獣、怪人というと、内臓や蟲を思わせるパーツを付けたり、
手足や頭をいくつも付けたり、あるいは付け替えたりといった感じで、
確かにグロいんですがどっかで見たようなデザインになりがちです。
しかし、チグリス星人のパーツは然るべき場所にあり、
奇形的なところといえば頭のこぶ位です。
あるいは「新しいものは必ずシンプルな形をしている」という
成田亨先生の信念を実践しようとしたのでしょうか。
チグリス星人は新しい組み合わせで勝負し、見事成功した宇宙人だと思います。


キャラ的には、シルバー仮面の宇宙人全体に言えることですが、
とにかく理不尽で不平等
一応、宇宙人たちの目的は
光子ロケット開発の阻止
彼らの言い分は
「地球人の歴史は戦争と略奪の歴史、
 地球人が宇宙旅行できるようになれば、
 必ず他の星を侵略しようとする」

というもの。
まあ歴史観については、ちょっと言い訳しづらいんですが、
彼らが人のことを言えるのかというとそんなことは無い。

不可侵条約を結ぼうとか平和的な方法は一切採らず、
金や暴力に物を言わせ、力ずくで奪おうとします。
また、光子ロケットを手に入れるためなら、
周りの関係ない人間がどうなろうと
知ったことではないという考えの持ち主です。

特に最終話に登場するワイリー星人
こいつは、地球と友好関係を結ぼうとする宇宙人に、
町を破壊した罪をなすりつける
という、
根性の腐った奴です。

「空想歴史読本」
の著者円道 祥之氏
これらの宇宙人について
「核不拡散条約の核保有国五カ国と同じような理論」と考察していますが、
制作コンセプトとして
「当時の米ソへの皮肉」があったようなので
ちょうど当てはまりますね。

また、アメリカのように大きくなくても、
他人にはグダグダ文句を言うくせに、
自分が言われると大騒ぎする…
ようは他人に厳しく自分に甘い人が多い。

外見はシュールな奴が多いシルバー仮面の宇宙人ですが、
内面は妙にリアルですね。
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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画

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